活動計画

  1. 委員会幹事会:

    委員会のメンバーから数名幹事を選定し、「日本におけるケミカルバイオロジー研究新展開」研究開発専門委員会幹事会を設置する。この幹事会は、下記の定例会議とリンクして年4回開催し、本委員会における研究会企画、提言書策定等重要案件について決定をおこなう。

  2. 研究定例会:

    「日本におけるケミカルバイオロジー研究新展開」研究開発専門委員会では、年に4回の研究定例会を開催し、大学、研究機関、企業の当該専門家にヒアリングを行い、「日本におけるケミカルバイオロジー研究の現状分析」、「海外におけるケミカルバイオロジー研究の現状分析」を行う。その情報に基づいて、日本におけるケミカルバイオロジー研究ネットワークの構築戦略の策定を目指す。

    定例会では、国内外の化合物バンク情報(収集化合物数とその特徴)、国内外の医薬スクリーニングの現状、国内外の農薬スクリーニングの現状、ケミカルバイオロジーの新技術開発、ケミカルバイオロジーとイメージング技術の融合、有機合成化学・メディシナルケミストリーの果たす役割、天然物の果たす役割に関して、委員相互の研究紹介を行うとともに、必要に応じて講師を招聘して情報の収集にあたる。

  3. ケミカルバイオロジー研究の講習会およびチュートリアル:

    第一線で活躍する研究者・技術者の中から、委員会が講演者を選定して、研究者向けの「ケミカルバイオロジー技術講習会」と、一般向けの「ケミカルバイオロジーチュートリアル」を実施する。 「ケミカルバイオロジー技術講習会」としては、化合物ライブラリーの収集・多様化に関する技術、化合物の品質維持・検定技術、新しいスクリーニング法、ケモインフォマティクスやデータベースの利用法などを紹介するものにしたい。対象者は、企業および大学の若手研究者、大学院生などとする。

    「ケミカルバイオロジーチュートリアル」では、一般の方にケミカルバイオロジーの重要性や、ケミカルバイオロジーの成果を社会還元するためのプロセスについて理解していただくため、できるだけ身近な話題を選んでの講演を企画する。