日本におけるケミカルバイオロジーの新展開 第189委員会について

ケミカルバイオロジーとは化学をツールとして複雑な生物機能の解明に挑戦する学問です。

ケミカルバイオロジーの研究成果は、医薬・農薬・食品産業に応用される事が大いに期待されています。 これまで、大規模化合物ライブラリーを用いた創薬シード探索は企業型研究の典型でしたが、最近ではアカデミアでも大規模スクリーニングが試みられています。 しかし、ケミカルバイオロジーは、大学・公的研究機関と企業が有機的に結び付くことにより、創薬だけでなく、さらに裾野の広い多様な分野に貢献できる研究として、日本発の新しいケミカルバイオロジーへ発展、応用することが期待できます。

化学と生物学の融合、アカデミアと産業界との連携する事によって、ケミカルバイオロジー研究基盤の整備と活用を推進し、その研究成果によって社会に貢献することを目的としています。

第189委員会は,独立行政法人 日本学術振興会により設立されました。
日本学術振興会「日本におけるケミカルバイオロジーの新展開」に関する産学協力研究委員会
(設置予定期間:平成27年4月1日~平成32年3月31日(第1期・5年間))